Vol.02 キャデラック XT5
日常からアクティブライフまで楽しめるラグジュ
アリーSUV「XT5」の魅力。
September 4, 2020
キャデラックのミドルサイズSUVとしてラインアップされる「XT5」。キャデラックの名に相応しくラグジュアリー感に溢れたスタイルにアクティブなイメージを加えたオールラウンドなSUVです。
ダイナミックな走りを予感させる前後共に短いオーバーハングに、エッジの効いたボディライン、そして煌びやかなメッキパーツなど、エレガントの中に力強さを表現。個性の中にも高性能をスタイリングから感じさせます。
搭載されるエンジンは3.6リッター自然吸気式のV型6気筒DOHCユニット。最高出力314PS、最大トルクは368Nmを発生します。一定速度のクルージングでは燃費を向上させるために6気筒のうち2気筒を休止するなど、燃費向上に貢献します。
それに組み合わせるトランスミッションは9速AT。ステアリング後部に設けられたパドルを使用すればマニュアルでのシフトも可能です。
ドライブモードは4種類を設定(ツーリング/AWD/スポーツ/オフロード)。燃費を重視したモードから悪路走行まで、あらゆるシーンに応じてしまうのもXT5の特徴です。1秒間に100回に渡り、前後のトルク配分を制御するインテリジェントAWDシステムを採用、一般的なツーリングモードでは燃費を重視するためにFWD(前輪駆動)として走行します。
もちろん、最新の安全技術も装備しています。高速道路などでアクティブクルーズコントロールやレーンキープアシストを作動させれば、楽なドライブを促すだけでなく、高い精度を実感するでしょう。フロント歩行者対応ブレーキやサイドブラインドアラート、リヤビューカメラなども搭載し、安全性に関しても抜かりはありません。
しかし、これはあくまでも序章に過ぎません。特に今回紹介している「XT5プラチナム スポーツ」の真骨頂はドライブフィールにあります。エンジンレスポンスは俊敏なうえ、このプラチナム スポーツのみに与えられたトルクベクタリング機能(左右後輪へのトルク配分を制御)と、リアルタイムダンピングサスペンションによって、正確かつ的確なハンドリングと、シャープで安定したコーナリングを見せます。それは、まるでスポーツカーのような操縦性。このフィーリングを味わうだけで、ドライバーはXT5 プラチナム スポーツに夢中になるはずです。
しかも、強固なボディ剛性をもちながらも常に快適な乗り心地を維持、クルマとしての基本性能はXT5史上、もっとも優れた完成度を誇ります。
コクピットは、シンプル&モダン。メータークラスターは8インチのフルデジタル式、ダッシュボード中央に位置するディスプレイも8インチタッチスクリーン式を採用し、Android AutoやApple CarPlayにも対応しています。インテリアはラグジュアリー仕立て。機能的なデザインはもちろん、レザーの質感などはワンクラス上の仕上がりで、フロントシートは長距離ドライブに対応できるほど快適で、サポート性にも優れています。
しかも静粛性にも優れているほか、14個にも及ぶスピーカーを備えたBose Performance Series サラウンドシステムを装備。不快なノイズを除去するアクティブ ノイズキャンセレーションシステムも標準装備しています。
リアシートの居住性も自慢のひとつです。クラスを超えた快適性に加え、60:40の分割可倒式を採用、中央にはドリンクホルダーを備えたアームレストも用意されています。もちろん、あらゆるシーンに対応するためラゲッジルームはフルフラットにすることも可能。その場合、1784リットルもの容量を誇り、リアシート使用時でも850リットルを確保しています。
SUVとしての高い機能性を誇りながら、キャデラックらしい上質で快適な空間と、日々のドライブを高揚させる優れた走行性能を兼ね備えた唯一無二のSUV、それがキャデラック XT5 プラチナム スポーツです。