DESIGNED TO MOVE YOU

THE ESCALA CONCEPT


スペイン語で「スケール」を意味するエスカーラは、その名のとおりキャデラックの進化を壮大に映し出すコンセプトカーです。大型のフレームに彫刻のようなラインを刻んだエクステリアは、まるで路面に舞い降りてきたかのような印象を与え、瞬時に心を奪います。そして、アルミニウムのアクセントが輝くコックピットからウッドトリムを施したリアシートへ流れるように変化する「デュアルパーソナリティ」インテリア。この鮮烈な4ドアクーペが物語るのは、最先端のイノベーションと優美なクラフトマンシップの絶妙な調和です。

クラフトマンシップ

OVERT LUXURY. COVERT TECHNOLOGY.


クラフトマンシップ

OVERT LUXURY. COVERT TECHNOLOGY.


INSPIRED BY FASHION

キャデラックの各モデルと同様に、エスカーラのインテリアも丹念な手作業のカット&ソー製法で仕立てられています。そして、革新的な一体型インテリアトリム、半透明のヘッドライナー、贅沢なリアシートなど新たなテイストを加えることで、かつてないスケール豊かな空間を生み出しています。

INSPIRED BY FASHION

キャデラックの各モデルと同様に、エスカーラのインテリアも丹念な手作業のカット&ソー製法で仕立てられています。そして、革新的な一体型インテリアトリム、半透明のヘッドライナー、贅沢なリアシートなど新たなテイストを加えることで、かつてないスケール豊かな空間を生み出しています。

INSPIRED BY FASHION

キャデラックの各モデルと同様に、エスカーラのインテリアも丹念な手作業のカット&ソー製法で仕立てられています。そして、革新的な一体型インテリアトリム、半透明のヘッドライナー、贅沢なリアシートなど新たなテイストを加えることで、かつてないスケール豊かな空間を生み出しています。

テクノロジー

INNOVATIONS TO ENHANCE DRIVING


手作業によるインテリアと完璧に融合する、エスカーラの多彩なテクノロジー。フロントコンソールに広がるOLED(有機発光ダイオード)タッチスクリーン、ボイス/タッチ/ジェスチャーに反応するセントラルモジュールコントロール、後席専用のコネクティビティシステムなどを搭載しています。

パフォーマンス

THE NEW AGE OF INNOVATION


テクノロジーとクラフトマンシップに加えて、パフォーマンスにおいても新時代の価値を提示するエスカーラ。パワフルな4.2ℓ V8ツインターボエンジン、複合素材を用いたボディ構造、新たな後輪駆動システムが、その美しさに見合うダイナミズムを生み出します。

エスカーラお披露目 取材レポート
キャデラックの未来を垣間見た
米国西海岸で発表されたエスカーラコンセプト


August, 2021

キャデラックの新しい姿がここにあります
ゴルフリンクスで知られる米国西海岸ペブルビーチの丘の上で、キャデラック・エスカーラ・コンセプトのお披露目が行われた。その際、上記の言葉とともに車両の解説をしたのが、キャデラック・グローバルデザインのエグゼクティブディレクターを務めるアンドリュー・スミス氏だった。
キャデラック・エスカーラ・コンセプト(以下エスカーラ)は、新世代のプレミアムセダンの提案。全長6メートルという余裕あるサイズと、ルーフからなだらかにリアへとラインがつながるファストバックスタイルが特徴だ。ぱんっと張った緊張感のあるボディ面は名人の磁器を思わせる、いわゆる“いいもの感”が充溢しており、強い存在感を放っている。

 

写真:エスカーラの説明をするキャデラック・グローバルデザインのエグゼクティブディレクター、アンドリュー・スミス氏

高級住宅地でもあるペブルビーチの丘の上に設けられた会場でエスカーラを目の当たりにしたのがジャーナリストを含む招待客である。みなが「ためいきが出そうだね」「乗ってみたいね」といった会話を繰り返していたのが印象的である。

 

写真上:DJも雰囲気を盛り上げたエスカーラのお披露目会場
写真右下:ジャーナリストらを集めてエスカーラがお披露目された
写真左下2枚:2016年8月、ペブルビーチにキャデラックハウスのポップアップストアが設置された

内装もみごとな出来だ。シートは美しいオフホワイトのレザーとシャークスキンと呼ばれるスーツ生地を連想させるファブリックとのコンビネーション。それがじつに趣味がいい。そこにヘアライン仕上げのクロームのトリムが要所要所に使われ視覚的なアクセントになっている。別項で書いたニューヨークシティの「キャデラックハウス」では案内係がタイトなスーツに身を包むファッショナブルなスタイルで印象的だった。センスがどこかで通じているように感じられる。

 

写真上:TFT液晶を使ったモニターが先進性をアピールしている
写真左:エスカーラのシートはレザーとスーツを思わせるファブリックのコンビ
写真右:ファストバックなのでハッチゲートを備えている

いったいどうやってこんな美しいクルマを思いついたんです?と僕はアンドリュー・スミス氏に尋ねた。
突然変異のように現れたわけではありません。CTS、CT6と続いてきたキャデラックのプレミアムセダンの進化形なのですよ。LEDのポジションランプを観ていただければ言いたいことが分かってもらえると思います。私たちが意識したのは、美しい面づくり、精緻なディテール、魅力的な室内といったものの実現です。それにキャデラックが伝統的に持ってきた先端的技術の集合体。これらをひとつのかたちにまとめあげたのがエスカーラです。歴史的モデルへのレスペクトとともに、未来へと歩を進めたところに、新しい美が生まれたのだと思います
思い起こせばキャデラックが大きく変わったと思ったのは、1900年代の最後の年に発表されたイヴォーク・ロードスターだった。英語でクリスピーという手が切れそうなぐらいのエッジをたてたボディスタイリングが眼を惹いたモデルである。そこから大きくはばたいたのが現在のCTSやCT6だと僕は思っている。エスカーラは、変わったのではなく進化だという。しかし僕にはいい意味で次の次元へとはばたいたように見えた。

 

写真上:LEDのポジションランプと大型グリルがキャデラックセダンの系譜を感じさせる
写真下:余裕あるサイズのファストバックボディがエスカーラの特徴

 
このような美しい雪景色を満喫するにもインテリジェントAWDシステムが一役買ってくれることは間違いありません。車両の安定感が増すだけでなく、乗員すべての安心感にもつながり、シーンを選ばずして快適にドライブをサポートしてくれます。

美しい雪景色を満喫するにもインテリジェントAWDシステムが一役買ってくれることは間違いありません。車両の安定感が増すだけでなく、乗員すべての安心感にもつながり、シーンを選ばずして快適にドライブをサポートしてくれます。