センターコンソールは現代建築からインスピレーションを受け、前方に大きく伸び、宙に浮かせたダイナミックなデザインを採用しました。コンソール前端を浮かせることで足元周辺が広々とし、室内空間全体の雰囲気と相まってリビングに置かれたサイドテーブルを思わせます。

カップホルダー周辺には、ロータリーコントローラーやワイヤレス充電パッドのほか、高級素材で作られたドロワーを装備。このスペースにアイテムを収納すると高品質の宝石箱のような感覚を呼び起こすように、美しさと機能性を融合させました。

LYRIQ（リリック）のシートは、長時間のドライブでも快適に過ごせるよう設計されています。そこで選ばれたのは、前後シートに採用した、乗員を包み込むように変化する高密度シートフォームです。シートコントロールも操作性の向上を考慮してドア側に配置。フロント・リアシートともにヒーターを標準装備し、フロントシートにはベンチレーションとリラクゼーション機能も備えています。

インナードアハンドルは従来のレバーに代わり、ウインドウスイッチの後方にシームレスに統合。今後のキャデラックデザインを先行して採用されました。これにより、未来的でさらに洗練されたインテリアデザインとなりました。

ラグジュアリーとサステナビリティを両立するために素材にもこだわりました。ロータリーコントローラーは高級腕時計を彷彿とするほか、キャビン全体に使用されるアクセントカラーやアンビエントライトなどにより、気分に応じて照明やパターンをカスタマイズすることが可能です。

その一方、環境への取り組みとして持続可能な素材を取り入れました。アクセント生地は100%リサイクル糸を利用し、一部にはサステナブルなインテリアトリム素材や、インタラックスというアニマルフリーのシート素材などを開発しました。LYRIQ（リリック）は、環境への配慮とラグジュアリーな空間作りを両立し、カスタマイズ性も備えています。

LYRIQ（リリック）には、コンセプトカーのデザインを受け継ぐパノラミックフルガラスルーフを標準装備しました。自然光が降り注ぎ、圧倒的な開放感を味わえるのが特徴です。電動サンシェードを搭載し、日差しもコントロールします。洗練された空間と最先端の快適機能が融合し、これまでにないラグジュアリーEVの体験を提供します。