熟成された今こそ触れるべき!
トップ・オブ・SUV「エスカレード」の世界。
October 6, 2020
圧倒的な存在感で惹きつけるキャデラックのトップ・オブ・SUV「エスカレード」。キャデラックがラインアップするラグジュアリーSUVの中でもアメリカ車を象徴するほどエスカレードの存在は特別です。約20年にもわたり造り続けられ、今まさに熟成のときを迎えました。
全長5195×全幅2065×全高1910mmというフルサイズながらもスクエアなエクステリアにより、見た目から想像するよりも乗りやすく仕上げられています。
きらびやかなヘッドライトは5つのクリスタルを使用したLED製。ドアを開けると乗降時にのみ自動的に迫り出すサイドステップなど、ラグジュアリーの世界観とおもてなしの精神を併せ持つのもエスカレードならではの魅力です。
インテリアはエレガント仕立て。2950mmというホイールベースの中に7名の乗員を余裕で迎えます。1~2列目には、しなやかさと摩擦への耐久性が特徴のセミアニリンレザーを採用。ハンドメイドのトリノレザー製ステアリングやメイプルシュガーカラーのシートなど細部に渡りこだわり抜かれているだけに、優雅な気分を味わえます。その他、フロントシートには18通りの調整が可能なマッサージ機能も備えています。
もちろん、オーディオ面でも抜かりありません。アコースティックフロントガラスと三重密閉インセットドアに加え、Bose アクティブノイズキャンセレーションを採用。外部からのノイズをシャットアウトしたうえで、16スピーカーによるBose Centerpoint サラウンドシステムによって、極上のサウンドで音楽をはじめとするエンターテイメントを楽しませてくれます。
その世界観は走り出しても同様。最高峰のラグジュアリーSUVというキャデラックの自信を肌感覚で実感することになるでしょう。
エンジンは6.2リッターV型8気筒OHVを搭載し、最高出力426PS、最大トルク623Nmを発生。自然吸気エンジンらしいスムーズな回転の上昇をもつだけでなく、有り余るトルクにより、快適かつ、ゆとりあるドライブを実現しています。
オートモードをもつ4WDシステムは路面状況や走行シーンに応じて選択することも可能。通常は燃費重視の2WDで走行する一方、悪路などにも対応するよう4WD LOWモードまで備えています。
さらに最新の運転支援システムも装備、ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)やレーンキープアシストなど、すべてにおいて高い精度で目的地まで導きます。フロントガラスに映し出されるヘッドアップディスプレイやリアカメラミラーとともに安全面でも機能的かつ本質的に対応し、ドライバーへの負担を軽減するよう配慮しています。
そして、エスカレードでもっとも驚くことになるのは快適性かもしれません。シャシー剛性や耐久性を重視して伝統のラダーフレームを採用する一方、最新のマグネティックライドコントロール(路面の状況に応じて1秒間に最大1000回読み取り自動的にサスペンションを調整)を組み合わせることで、常に剛性の高さを実感しつつも快適な乗り心地を味わせてくれます。ハンドル操作も正確無比で実際の車体サイズを意識させないほど扱いやすく仕上げられています。
この4代目エスカレードは、今まさに進化の最終形態を迎えました。ドレスコードを選ばない、伝統を受け継ぐラグジュアリーSUV……その完成形が現行型エスカレードです。コラム式セレクターレバーはその象徴かもしれません。きっとオーナーは、Dレンジに入れる度にキャデラックの歴史に触れたと実感することになるでしょう。
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新型キャデラック エスカレード
2020年2月24日