December 21, 2020
今作で6代目にあたる「キャデラック エスカレード」は、次世代に向けた方向性を示したデザインによりエレガントさを強調しているのが特徴。フルサイズSUVらしい堂々たる風格も併せ持ち、新型ホリゾンタルヘッドライトを採用するなど、先代との差別化だけでなく、独自の個性を際立たせることに成功しました。
フルサイズラグジュアリーSUVとしての進化は室内空間にも及びます。自動車業界では初となる3つのモニターで構成される超大型の湾曲型OLEDディスプレイを搭載。対角線の長さは38インチを超え、4Kの2倍を誇るピクセル密度により、現在生産されている車載用ディスプレイの中でもっとも大きく高い色域を提供します。
本物のウッド素材とセミアニリンレザーによりインテリアは先代を超えるクオリティを実現。シートヒーターとベンチレーションのほかマッサージ機能も装備され、センターコンソールの下には冷凍することも可能な冷蔵庫を内蔵するなど、充実した装備を誇ります。
また、AKG製オーディオテクノロジーを採用したのも自動車業界では初となります(有名ミュージシャンがレコーディングスタジオやライブ会場で使用するマイクやヘッドフォンで世界的に知られる音響メーカー)。
驚くほど鮮明で立体感のあるサウンドを実現させるために36ものスピーカーを搭載し、迫力の音像空間を提供するほか、前後乗員の声を内蔵マイクで捉えてスピーカーから出力する機能も装備、広い車内でのコミュニケーションを、より円滑にします。
新たな時代に向け、最新技術をふんだんに採用したことも特徴です。シャシーは刷新され、従来のコンピューター制御を上回る早さで的確に反応するマグネティックライドコントロールや、きめ細やかな車高調整を行うアダプティブエアライドサスペンションのほか、あらゆる状況においてトラクションを向上させる電子制御式リミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)を採用するなど、快適性と走行性能を大幅に向上させています。
ホイールベースは121mm、全長は187mm拡大されたことにより、2列目と3列目シートのレッグスペースは大幅に向上しました。特に3列目シートはリアサスペンションが一新されたことで40%も拡大。ラゲッジスペースも70%増大され、3列目シート使用時で722リットルを確保。3列目シートを畳んだ状態であれば2065リットルという広大なスペースが生まれます。
搭載される6.2リッターV型8気筒エンジンは、最高出力426PS(313kW)、最大トルク623Nm(63.6kg・m)を出力。クルージングなど低負荷時には8気筒のうち4気筒を休止させるダイナミックフューエルマネージメントを採用するなど、最新の10速オートマチックトランスミッションや定評あるセレクタブル4WDシステムと合わせてパワフルな走りと高効率、さらにオンロードでもオフロードでも安定した走行性を発揮します。
その他、GMジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビゲーション「クラウドストリーミングナビ」を標準装備。最新の地図情報を常にストリーミングしながら、トンネルなどGPSを測位できない環境でも自律航法により目的地まで導きます。
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熟成された今こそ触れるべき!
トップ・オブ・SUV「エスカレード」の世界。
2020年10月6日